■本日も、
藤沢武夫著
『経営に終わりはない』
(https://www.amazon.co.jp/dp/4167130025)
より感じたことを
お伝えいたします。
■さて、
今回、引用する箇所は
「一人の人間に頼らなければできないというものであってはいけない」
という箇所。
言い換えると、
「属人化は避けるべき」
ということでしょう。
■仕事で考えると、
個人事業主が
すべて自分1人で行う場合や、
複数人で取組んでいるけれども、
引継ぐ予定がない場合は、
「一人の人間に頼らなければできないというもので」
「なくてはならない」
でも問題ないかもしれません。
しかしながら、
自分自身以外の誰かに
仕事を引継ぐことがあるならば、
属人化ではいけませんね。
※参考バックナンバー※
vol.194:忘れちゃいけない前提条件
http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?p=397
vol.255:やっぱり大切前提条件
http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?p=489
■では、
属人化を防ぐためには
どうしたらいいのでしょうか。
個人的には
「標準化」
が大切ではないかと
考えています。
予め標準を定めておけば、
(すべてとはいかなくても)
「他の人でも対応できる」
でしょう。
他にも
「引継ぎ資料の作成が省ける」
「思考の時間を省くことができる」
といったメリットがあると思います。
■会計のお話になりますが、
会社は
「継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)」
という前提があります。
簡単に言えば、
「会社は永続する」
ということ。
極端に表すと、
「人間の寿命よりも会社の寿命の方が長い」
ということ。
つまり、
「引継ぎは必ず起きる」
という前提です。
※参考バックナンバー※
vol.355:なるほど! 仕事の標準化を応用すると○○になるのか!
http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?p=706
このようなときでも、
標準化されていれば、
スムーズに引継ぎを
行うことができるでしょう。
日頃から
すべてではなくても
「誰がやっても同じクオリティー」
になるよう、
バックアップ体制を
整備していきたいと
改めて考える次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【本日の視点】
■標準化で属人化を防ぐ
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