■近況報告のとおり、
昨日、
ステファン・アインホルン著
『「やさしさ」という技術』
を読み終わりました。
本日は、
この本を読んで
感じたことを
お伝えいたします。
■読者の皆さまは
何を以って
「やさしい(優しい)」
と考えるでしょうか。
goo辞書によると、
「他人に対して思いやりがあり、
情がこまやかである。」
「性質がすなおでしとやかである。
穏和で、好ましい感じである。」
などと
定義されています。
■goo辞書の
1つ目の定義
「他人に対して思いやりがあり」
という状態、
言葉にすると簡単ですが、
実際はなかなか難しいものですね。
特に難しいのが
「相手をいい方向に導くために
相手の欠点を指摘する」
ではないでしょうか。
■私自身、
この行動が
なかなかできませんでした。
(あ、今もかな・・・笑)
なぜなら、
「自分自身の考えが100%正しいとは限らない」
と考えているから。
このため
「きっとこの方がうまくいくだろうな」
とか
「このままだと危ないな」
と感じていても、
伝えることが
できていませんでした。
※参考バックナンバー※
視点提供録 vol.150:すべての未来は確率論
■しかしながら、
ステファン・アインホルン著
『「やさしさ」という技術』
によると、
「やさしさとは、
長い目で見れば
相手に最善の利益をもたらすと
思われる行いをすること」
とのこと。
そして、
「たとえ一見無情に思えたり、
非難をあびたりするような行いであっても。」
とのこと。
■つまり、
「相手にとって厳しいことでも
言ってあげることが重要」
ということ。
「義を見てせざるは勇無きなり」
ということわざがありますが、
正に同じこと。
まだまだ
できているとは
到底思えませんが、
できる限り客観的にみて、
相手のためになると
推定されるならば、
勇氣を持って
伝えていこうと
考える次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【本日の視点】
■相手にとって短期的には不利益でも長期的には利益になることを伝えるのが、本当のやさしさ
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