■本日は、
阿部淳一郎著
『これからの教え方の教科書』
を拝読して
感じたことをお伝えいたします。
読了したわけではありませんので、
不正確な表現があるかもしれません。
予めご了承ください。
■さて、
上述の書を拝読していて
とある箇所が氣になりました。
それは、
「(相手の)改善点があるときは
改善箇所と賞賛箇所を同時に言う」
ということ。
■なぜ、
氣になったかと言うと、
先日、とある方より
このような話を伺ったから。
簡単に言うと、
「部下に変えてほしいところが
あったけれども、
変えてほしいところだけではなく
いいところも言うようにしたら、
部下が素直に変わろうと受け入れてくれた」
という話。
まさに、
理論どおりの実践例。
(尤も、
実践に活かされるからこその理論ではありますが)
■人間には
元々、長所より短所に
目が届きやすいという
特徴があります。
これは
生存本能に基づきます。
■人間は
1人では生きて行くことが
非常に難しい生き物。
「如何にして身を守るか」
に本能的に
反応してしまうものです。
(違っていたらすみません)
■こうして
普段、短所にばかり
目が行きがちに
なってしまいます。
だからこそ、
長所に目を向けることが
ポイント。
そして、
これは
意識的に
向ける必要が
あるでしょう。
■こうして
思い出すのが
「関東若獅子の会」
で學んだ
「美点凝視」
という考え方。
文字どおり
「相手のいいところ( = 美点)を
見よう」
ということ。
■この
美点凝視の訓練が
人を育てることに
必要なのだと思います。
人財育成の立場にいらっしゃる方は
この視点を持ってみるのも
いいかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【本日の視点】
■人を育てるときは長所にも目を向ける
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