視点提供録 vol.161:「今」も「未来」も「Andの法則」

最近、改めて固定観念を取り外すことの難しさを感じています。
特に、幼いころに形成された固定観念は、無意識に習慣化されている考え方であるため、尚のこと難しいですね。

私の例で恐縮ですが、

「人に迷惑をかけてはいけない」

とか

「我慢が大切」

とか

「将来や影響を考える」

とか

「間違えてはいけない」

とか

「相手を思い遣ること」

といった内容があります。

だからこそ、反対の

「人に迷惑をかけまくる(必ずしも意図的にかけているわけではないでしょうが・・・)」

とか

「自分の感情に従って行動する」

とか

「今しか考えていない」

とか

「間違えだらけ」

とか

「自己中心的」

とかいった人を見ると、あまりいい思いを抱いていませんでした。

「何だか本能や感情に従っているだけで後のこと考えていないのかな」

と思っていました。

もしかしたら、たまたまこのシーンに遭遇しただけかもしれないのに(笑)

今も人間が出来ているとはお世辞にも言い難いですが、以前はもっと酷かったというわけですね(笑)

 

斯く言う理由で、私からしてみれば、

「将来不安なこの世界で将来考えなくて大丈夫なのかな」

と感じていましたが、彼ら彼女らからしてみれば、

「今を楽しまなくてどうするのかな」

と思っていたことでしょう。

これらの違いをまく消化できていないがために、一時期、心屋塾(http://www.kokoro-ya.jp/)にお世話になったりしていました。

 

さて、現在も将来の成果に向けて積極的に自己投資を行っているわけですが、なかなか目に見える成果が出ないのは苦しいですね。

未来のことをあまり心配せず、今現在楽しんでいる人を見ると、なかなか今成果が出ないため、羨ましいと思うこともあります(笑)

実際、今自己投資を行っていても、将来も苦しいままかもしれませんし、今楽しんでばかりいても、将来も楽しいままかもしれません。
すべての未来は確率論だと思うので。

※参考バックナンバー:
vol.150:すべての未来は確率論
⇒ http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?p=334

アクティブ・ブレイン協会(http://www.oda-abs.com/)のセミナーでも

「『今』を大切にすることが成功する秘訣の1つ」

と教えていただき、東洋思想でも

「生きているのは『今』の連続」

という考え方もあります。

一方で、後先考えずに行動してもいい結果が生まれるとは限らないのは経験されている方も多いでしょう。

『ビジョナリー・カンパニー2』(だったかと思いますが)の「Andの法則」のように、結局のところ、「今」も「未来」も両方バランスよく考えることが重要なのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

【本日の視点】
■「今」も「未来」も「Andの法則」で両方大切に

 

▼バックナンバーはこちらから
→ http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?page_id=31

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