視点提供録 vol.440:鉄道会社の運転間隔の調整に氣がつかされること

■先日、
朝、電車に乗っていたときのことです。
 
発車時刻になっても
なかなか発車しませんでした。
 
このとき
あのアナウンス
 
「この電車は後続の電車が遅れているため
 当駅にて運転間隔の調整を行います」
 
– そう、
運転間隔の調整のアナウンスが放送されました。
 
個人的には
朝の時間帯ということも重なり
 
「できれば定刻通りに運行できる電車は
 定刻通り運行してほしいな」
 
と思いました。
 
(流石に怒りは発しませんが笑)
 
■そして、
このことを思い、
ふと感じたことがあります。
 
それは
 
「私( = ふくはら)の考えは
 部分最適の考えではないか」
 
ということ。
 
■たとえば、
私が乗っていた電車が
定刻通りに運行したとします。
 
そして、
後続の電車が大幅に遅れたとします。
 
そうすると、
次の電車が来るまでの間、
駅は人でごった返すことになります。
 
(朝の通勤の時間帯だったので)
 
■一方で、
鉄道会社の選択肢は
全体最適ではないでしょうか。
 
たしかに、
一部の電車のために、
直接影響のない電車を
遅らせることは
心苦しいところも
あると思います。
 
その一方で、
 
「後続の電車への乗車率の緩和」
「駅に人が溢れることへの防止」
 
などを考慮すると、
全体として
分散させる方が
いいのかもしれません。
 
■これらは
どちらがいいとか
悪いとかではないでしょう。
 
鉄道会社は
全体最適を採用していると
思われるだけのこと。
 
ただ、
氣がつくこと
部分最適と全体最適の考え方は
このようなところに表れる
– このように感じた体験でした。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 
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【本日の視点】
 ■部分最適や全体最適の視点は随所に潜んでいる
 
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