■近況報告にもあるとおり
今井孝著『キキと起業~魔女の宅急便に学ぶ自分らしい生き方』
を読了しました。
ときどき、
クリーンヒットの本と出逢うのですが、
この本はそのなかに含まれる本と言えるでしょう。
ただ、
本に値段が書いてなく、
私も頂き物の本であるため、
入手元を存じておりません。
読みたい方はお声かけいただければ、
お貸出しいたします。
(線が引いてありますが、ご容赦ください)
■さて、
この本で、物凄く刺さる箇所がありましたので、
引用いたします。
「起業したばかりの方は、
ふとした時に、
自分の価値に自信がなくなり、
気持ちが落ち込んでしまう人も少なくありません。
自分の価値を過小評価している人は数えきれないほどです。
そういう状態では、
たまに褒められても、
素直に受け取る事ができません。
本当の自分の価値というものは、
普段当たり前にできることなので、
自分では評価が低くなってしまいがちです。」
起業に限らず、
自分自身の力でお金をいただいたことがある方は、
思い当たる節がある方も少なくないのではないでしょうか?
■世間一般の情勢を眺めてみると、
「お試し」の回でも
それなりの金額をいただいている方もいます。
一方で、
「無料」という形で提供している人もいます。
私も後者の部類でした。
しかしながら、
無料を続けると、
「価値があるものを何で無料で提供しているんだろう・・・」
と悲しくなってくることもあります。
尤も、
振返ってみると、
「戦略的無料」ではなかったため、
苦しかったのだと思うのですが・・・
■さて、
このような時に大切なこと – それが
「価値の絶体化」
という考え方ではないでしょうか?
人は、往々にして、
人と比べてしまうもの。
「あの人より料理ができない」
とか
「あの人よりうまく歌えない」
とか
「あの人よりうまくを走れない」
とか、感じるところがあるでしょう。
でも、
「そのときの最高の料理を提供する」
しかなく
「そのときの最高の音楽を提供する」
しかなく
「そのときの最高の走りを提供する」
しかないでしょう。
実際、
「そのとき」
ですら、(少なくとも)私よりも遥かに
その分野で価値をお届けする能力があるはず。
この価値は、
分野内の相対化された状態ではわからないもの。
だからこそ、
時には価値を絶体化して
考えることが必要なのだと思うのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【本日の視点】
■自分自身を客観的に俯瞰して価値を考える
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