視点提供録 vol.444:「守破離」が有効な理由を考えてみた

■先日いただいた
 
阿部淳一郎著
『これからの教え方の教科書』
 
を拝読して以来、
 
「教える」
「學ぶ」
「修得する」
 
ということを
考えることが
増えていきました。
 
以前も考えていなかった
わけではありませんが、
考える頻度が
増した印象です。
 
■さて、
本日は、
 
「守破離」
 
にかんして、
閃いたことをお伝えいたします。
 
「守破離」
 
を辞書で引くと
 
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「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
 
          〜デジタル大辞泉より引用〜
————————————————–
 
とのこと。
 
■そして、
「守破離」は
大切であると
思いながらも、
心のどこかで
腑に落ちないところが
ありました。
 
それは、
 
「指導者が置かれていた環境と
 受講者が置かれている環境は
 必ずしも一致しているわけではないため
 必ずしも同じ結果になるとは限らない」
 
と考えていたから。
 
※参考バックナンバー※
 vol.194:忘れちゃいけない前提条件
 vol.255:やっぱり大切前提条件
 
■しかしながら、
ふと、
思い出したことがありました。
 
それは
 
「人間の本質は時代を経ても
 大きく変わっていない」
 
ということ。
 
■前提条件によって
取るべき手段は変わってきます。
 
それならば、
 
「人間の本質は時代を経ても変わらない」
 
という前提条件ならば、
守破離は意味があるのではないか
と思った次第。
 
■「ベストセラーよりロングセラー」
「当たり前のことを
 当たり前に行うと成果が出る」
 
と言われておりますが、
これらを支えているものは
人間の本質は
時代を経ても変化していない
という土台があるから
ではないでしょうか。
 
「守破離」
 
も前提条件によって異なるし・・・
と思っていましたが、
こう考えてみると、
非常に重要だと感じることができました。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 
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【本日の視点】
 ■前提条件が揃えば守破離は非常に大切
 
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