視点提供録 vol.305:無償と有償の抱合せ

■ビジネスモデルの1つに
「高原価ビジネス」
というビジネスモデルがあります。

 

簡単に言えば、
フック商品と呼ばれる
「それ単体ではトントンか赤字になる商品」
でお客様を惹付け、
利益率の高い商品と併せて販売する、
という戦略です。

 

名前は忘れてしまいましたが、
どこかの海鮮居酒屋で導入されています。

 

「抱合わせ販売」
「アップセル」
と近いかもしれません。

 

日商簿記1級(だったかな?)
を勉強したことがある方は
ご存知かと思いますが、
「セールスミックス」
という考え方がありますね。

 

一言で言うならば、
「複数の商品があり、
それぞれを作る制約があるときに
最大限の利益を得るためには
どうしたらいいのか」
という考え方です。

 

「組合せて利益を得る」
という考え方は
近いものを感じました。

 

 

■さて、
ビジネスモデル勉強会において、
とある経営者より
「お金を頂く箇所と無償で行う箇所を分けて考えている」
と教えていただきました。

 

そうすることで、
「後ろめたさを感じることなく
無償で行うことを行える」
とのこと。

 

すべての事業において収益を上げる必要はなく
十分な収益を得たら後は無償にて行う –
このような考え方も大切だと感じました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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【本日の視点】
■無償と有償を組合わせて考える

 

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