■読者の皆さまは
「ペルソナ(仮面)マーケティング」
というマーケティング手法をご存知でしょうか。
永田豊志監修『フレームワーク図鑑』
(https://www.amazon.co.jp/dp/404067426X)
によると、
「顧客のモデルとなる人格を想定し、
その人格の振る舞いや欲求が
どのようになるかを分析することで、
商品やサービスの開発や販売を行う手法」
です。
(改行筆者)
簡単に言うならば、
「具体的な顧客像を想定してみましょう」
ということ。
ただ、
真剣にペルソナマーケティングに
取組んだことがある方は
わかるかと思いますが、
ペルソナマーケティングを突き詰めていくことは
非常に大変です。
・年齢
・既婚 / 未婚
・名前
・自宅最寄駅
・会社最寄駅
・会社最寄駅より徒歩○分
・会社従業員数
・職場の環境
・現在の希望・悩み・・・
などを事細かく決めていきます。
あたかも小説家になった氣分です(笑)
■しかしながら、
このペルソナマーケティングは
ある方法を採用すれば
簡単にできることに
氣がつきました。
それは
「自分自身をペルソナに見立てる」
こと。
自分自身ならば
・年齢
・既婚 / 未婚
・名前
・自宅最寄駅
・会社最寄駅
・会社最寄駅より徒歩○分
・会社従業員数
・職場の環境
・現在の希望・悩み・・・
は当然のごとく全部わかります。
わからなくては困ります(笑)
そして、
自分自身の悩みをベースにすることで
市場の悩みの仮説を立てやすくなります。
■正直に申上げますと、
近況報告に書いてある
「ファッションセミナー」
も
「目標達成セミナー」
も
「自己肯定感(セルフイメージ)向上セミナー」
も、自分自身が悩んでいて
解決できたことがベースです。
「お休みの日のファッション、
着道楽レベルまではいかなくても
あまりお金をかけずにお洒落できたらいいな」
と思って行動したり、
「飽きっぽいけれども、目標達成したいな」
と思って達成できたことを振返ってみると
一定の法則を見出せたり、
「自己肯定感(セルフイメージ)低かったけれども、
ある程度高くなってきたな」
と思って高くなった理由を考えてみたりして、
これらのまとめをシェアしたら
価値として提供できるかな、
と考えたのが元々です。
「あ、同じ悩みを持っていて克服した人がいるんだ」
という例になればいいのかな、と。
話は変わりますが、
學校の先生は
「勉強についてこれなくなった経験がない先生」
よりも
「勉強についてこれなくなった経験がある先生」
の方が悩みが共感できるので
向いているのではないか
と考えています。
もちろん、
全員が全員ではありませんが。
■閑話休題。
自分自身をペルソナに見立て、
悩んだことを克服できた経験があるのならば、
それは立派な価値になるのだと
考えております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【本日の視点】
■悩みを克服した経験が価値になる
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