視点提供録 vol.304:ペルソナマーケティングから得られるもの

■読者の皆さまは
「ペルソナ(仮面)マーケティング」
というマーケティング手法をご存知でしょうか。

 

永田豊志監修『フレームワーク図鑑』
https://www.amazon.co.jp/dp/404067426X
によると、
「顧客のモデルとなる人格を想定し、
その人格の振る舞いや欲求が
どのようになるかを分析することで、
商品やサービスの開発や販売を行う手法」
です。

 

(改行筆者)

 

簡単に言うならば、
「具体的な顧客像を想定してみましょう」
ということ。

 

ただ、
真剣にペルソナマーケティングに
取組んだことがある方は
わかるかと思いますが、
ペルソナマーケティングを突き詰めていくことは
非常に大変です。

 

・年齢
・既婚 / 未婚
・名前
・自宅最寄駅
・会社最寄駅
・会社最寄駅より徒歩○分
・会社従業員数
・職場の環境
・現在の希望・悩み・・・

 

などを事細かく決めていきます。

 

あたかも小説家になった氣分です(笑)

 

 

■しかしながら、
このペルソナマーケティングは
ある方法を採用すれば
簡単にできることに
氣がつきました。

 

それは

「自分自身をペルソナに見立てる」

こと。

 

自分自身ならば

 

・年齢
・既婚 / 未婚
・名前
・自宅最寄駅
・会社最寄駅
・会社最寄駅より徒歩○分
・会社従業員数
・職場の環境
・現在の希望・悩み・・・

 

は当然のごとく全部わかります。

 

わからなくては困ります(笑)

 

そして、
自分自身の悩みをベースにすることで
市場の悩みの仮説を立てやすくなります。

 

 

■正直に申上げますと、
近況報告に書いてある
「ファッションセミナー」

「目標達成セミナー」

「自己肯定感(セルフイメージ)向上セミナー」
も、自分自身が悩んでいて
解決できたことがベースです。

 

「お休みの日のファッション、
着道楽レベルまではいかなくても
あまりお金をかけずにお洒落できたらいいな」

 

と思って行動したり、

 

「飽きっぽいけれども、目標達成したいな」

 

と思って達成できたことを振返ってみると
一定の法則を見出せたり、

 

「自己肯定感(セルフイメージ)低かったけれども、
ある程度高くなってきたな」

 

と思って高くなった理由を考えてみたりして、
これらのまとめをシェアしたら
価値として提供できるかな、
と考えたのが元々です。

 

「あ、同じ悩みを持っていて克服した人がいるんだ」
という例になればいいのかな、と。

 

話は変わりますが、
學校の先生は
「勉強についてこれなくなった経験がない先生」
よりも
「勉強についてこれなくなった経験がある先生」
の方が悩みが共感できるので
向いているのではないか
と考えています。

 

もちろん、
全員が全員ではありませんが。

 

 

■閑話休題。

 

自分自身をペルソナに見立て、
悩んだことを克服できた経験があるのならば、
それは立派な価値になるのだと
考えております。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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【本日の視点】
■悩みを克服した経験が価値になる

 

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