視点提供録 vol.287:人間関係の構築は學校の先生に學べ

■昨日、
以前、毎週通いつめていた飲食店で
久しぶりにお昼ご飯を食べました。

 

おそらく、
約2ヶ月ぶり。

 

そこのお店の店長さんらしき方は
お世辞にも愛想がいい方ではありませんが、
何だかんだ私のことを覚えているようで、
通いつめていたときもお会計時に
「いつもありがとうございます」
と言ってくださっていました。

 

 

■そして、
昨日久しぶりに行ったとき、
メニューを持ってきてくださったときの第一声に
思わずちょっと感動してしまいました。

 

それは
「今日は久しぶりですね」
という台詞。

 

毎週のように通っていた人間が
あるときを境にパタリと来なくなり、
およそ2ヶ月ぶりに行ったにもかかわらず、
きちんと顔を認識していただいていたことが
非常に嬉しく思いました。

 

あたかも
「何十年も会っていなかった學校の先生と
同窓会で久しぶりに会った」
かのような感覚でした。

 

 

■では、
なぜこのような感覚になったのか。

 

それは、
「一定期間ある程度の頻度で顔を合わせ、
一定の時間を共有していた」
からではないでしょうか。

 

お店からしてみると、
私は1人の客に過ぎません。

 

ただ、
定期的に通うことにより、
直接的なコミュニケーションは
ほとんどないものの、
言葉は悪いですが、
「一括りのお客様」
から
「1人1人のお客様」
に変化したからではないでしょうか。

 

 

■たとえば、
學校の先生は
生徒を生徒という大きな枠組みで
捉えることもありますが、
「1人1人の生徒の集まり」
と捉えることが大切でしょう。

 

そして、
1人1人と向かいつつも、
過度に付合い過ぎず、
適度な距離を保つ。

 

學校の先生はこのような対応が必要なのだと思います。

 

同様に、
私も
「店員と客」
から
「店員と個人」
になったのだと思います。

 

そして、
密に付合いはないけれども、
薄い関係性はある –
こういう関係性だったのだと思います。

 

 

■學校の先生のように
1人1人と付合いつつも、
特定の人に注力しすぎない –
このような関係性の構築が重要だと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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【本日の視点】
■1人1人と向合いつつ、向合い過ぎないバランスが大切

 

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