■昨日、
以前、毎週通いつめていた飲食店で
久しぶりにお昼ご飯を食べました。
おそらく、
約2ヶ月ぶり。
そこのお店の店長さんらしき方は
お世辞にも愛想がいい方ではありませんが、
何だかんだ私のことを覚えているようで、
通いつめていたときもお会計時に
「いつもありがとうございます」
と言ってくださっていました。
■そして、
昨日久しぶりに行ったとき、
メニューを持ってきてくださったときの第一声に
思わずちょっと感動してしまいました。
それは
「今日は久しぶりですね」
という台詞。
毎週のように通っていた人間が
あるときを境にパタリと来なくなり、
およそ2ヶ月ぶりに行ったにもかかわらず、
きちんと顔を認識していただいていたことが
非常に嬉しく思いました。
あたかも
「何十年も会っていなかった學校の先生と
同窓会で久しぶりに会った」
かのような感覚でした。
■では、
なぜこのような感覚になったのか。
それは、
「一定期間ある程度の頻度で顔を合わせ、
一定の時間を共有していた」
からではないでしょうか。
お店からしてみると、
私は1人の客に過ぎません。
ただ、
定期的に通うことにより、
直接的なコミュニケーションは
ほとんどないものの、
言葉は悪いですが、
「一括りのお客様」
から
「1人1人のお客様」
に変化したからではないでしょうか。
■たとえば、
學校の先生は
生徒を生徒という大きな枠組みで
捉えることもありますが、
「1人1人の生徒の集まり」
と捉えることが大切でしょう。
そして、
1人1人と向かいつつも、
過度に付合い過ぎず、
適度な距離を保つ。
學校の先生はこのような対応が必要なのだと思います。
同様に、
私も
「店員と客」
から
「店員と個人」
になったのだと思います。
そして、
密に付合いはないけれども、
薄い関係性はある –
こういう関係性だったのだと思います。
■學校の先生のように
1人1人と付合いつつも、
特定の人に注力しすぎない –
このような関係性の構築が重要だと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【本日の視点】
■1人1人と向合いつつ、向合い過ぎないバランスが大切
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