視点提供録 vol.223:オリンピックや甲子園で思い出したこと

■オリンピックと並行して甲子園が行われていますね。

オリンピックも甲子園も
毎回感動をもたらしてくれます。

結果の如何にかかわらず、
一戦一戦一所懸命に戦っている姿が
感動をもたらすのでしょう。

『名探偵コナン』の服部平次が
「甲子園はプロによる選手の品評会」
と、吐き捨てるように言った容疑者にたいして
次の台詞を放ちますが、
正にこの姿勢が感動を生むのでしょう。

「勝って勝って、勝ち抜いて…
一等賞になりたいだけなんや…
損得勘定抜きで…
ただ単純にな…」

また、
いつかのオリンピック(だったと思います)で、
ほとんど泳いだことがないアフリカの選手が
水泳に参加したことがありました。

記念受験ではありませんが記念参加のような形であり、
断トツの最下位でしたが、
最後まで一所懸命に泳ぐ姿は
感動を覚えずにはいられなかった記憶があります。

(忘れずに覚えているぐらいなので、
相当感動したのだと思います。)

※参考バックナンバー」
vol.2:一所懸命さが応援される
http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?p=154

■さて、
オリンピック選手や高校球児にかぎらず、
何か1つのことに一所懸命になることは
非常に大切だと考えています。

もし、
1人1人が一生涯の課題と言っても
過言ではないことがあるとするならば、
そのうちの1つが
「生涯かけて取組みたいことを見つけ、取組み続けること」
ではないでしょうか。

そして、
この状態が、本Facebookマガジンの目的にも記載している
「所を得た人生」
と言えるのではないかと考えております。

■「所を得た人生」
はドラッカーの台詞ですが、
ドラッカーが言うには、
「20代で後半で見つかれば早い方」
とのこと。

私は幸いにも、
アラサーで見つかりました。



と思っています(笑)

(他にも増えそうな氣もします笑)

それが、
現在絶賛構築中のビジネスプランの内容です。

(一部の方には概要を直接お話させていただいておりますが、
一般公開まではもう少しお待ちください。

「待てない!」という方は、私までご連絡を(笑))

また、
情熱を向ける対象は仕事とは限りません。

たとえば、
「家事」
であったり、
「子育て」
であったりする人もいるでしょう。

いずれにしろ、
1人が1人が職人のごとく打込む
「(日本ならば)1億総職人社会」
と言ってもいいような状態が出来上がると
望ましいのではないかと思います。

この結果、
自分自身が情熱を向けている対象を
お互いに分かち合う世界になれば
いいのではないでしょうか。

そして、
(貨幣経済がベースとなるならば)
お互いに経済的に豊かになっていくならば、
素晴らしいのではないかと思います。

ただ、
氣がかりなのは、
経済學で言うところの
公共財のイメージが浮かんできていないことですが・・・

もしかしたら、
ヨーロッパの行われている(行われていた?)
貨幣に頼らない価値の交換によって、
成立つ世界になるかもしれません。

■さて、
経済的に豊かになるには、
与える価値を大きくする必要があります。

具体的には
「質を高める」
「量を増やす」
がありますね。

ただ、
もしかしたら
「1億総職人社会」
となれば
「金銭の多寡」

「所有物の優劣」
で価値が決まらない社会になるかもしれません。

■斯く言う私も、
「経済的に豊かになりたい」
という氣持ちはあります。

また、
「いいモノに囲まれて暮らしたい」
という氣持ちもあります。

一方で、
ミニマリストとして必要最低限のモノで
暮らしたい氣持ちもあります。

今のところはは、
持ち家はほしくありません。

とはいえ、
ホームパーティーができるような
庭付きの家に住んでみたいと思っています。

また、
セミナーができるような共用スペースがある
タワーマンションに住んでみたいとも思っています。

世界を飛び回るのも
大変そうですが、やってみたい氣持ちもあります。

これらをアウフヘーベンできるアイデアが
ありそうな氣もしますが・・・

■少し話が変わりますが、
宮崎奈穂子さん(http://ameblo.jp/miyazakinahoko410/
の著書にこんなセリフがあります。

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「『僕、宮崎奈穂子を昔から知ってるんだ!』
『私、宮崎奈穂子のCDを路上で直接買ったことあるよ』
『へたくそだったけど、俺、CD買ってやったんだぜ』

こんなふうにドヤ顔で自慢してもらうことも、
私のやらなければいけない恩返しだと思っています。」

~『路上から武道館へ』 より引用~

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「『俺が、私が宮崎奈穂子を育てたんだ』と、
どや顔で言ってもらえるような存在になれるように。」

~『路上シンガー宮崎奈穂子 武道館公演への軌跡』 より引用~

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将来、
私が大成し、
「私、あいつのこと昔から知っているよ」
と言ってもらえるような存在になることも、
1つの価値提供になるのかと思います。

そのためにも、
1つのことに向けて
日々精進していこうと改めて思う次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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【本日の視点】
■情熱を向ける対象を見つけ、
注ぎ続けることが豊かな社会に繋がる

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▼「視点提供録」バックナンバーはこちらから
⇒ http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?page_id=31

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