視点提供録 vol.180:凡ての現象は解釈に通ず

■先日の
スタイリストの勉強会で
「あなたにとって良い人とはどのような人ですか?」
という質問がありました。

私の回答は

「人を大切にする人」
「ルールを守る人」
「約束を守る人」



(以下略)

でした。

■ここで、
講師の方が一言
「では、それやりましょう」
– 思わず軽く身構えてしまいました。

■このとき感じたことは
「あぁ、脳内で回している言語が行動に表れるんだな」
ということ。

そして、
「あぁ、難しいと思っている自分がいる」
とういこと。

■少し抽象的になりますが、
ある現象は現象としてそこに存在するだけです。
その現象に意味があるとするならば、
人が意味づけを行うから。

上記の例では
「良い人になりましょう」
と言われたという事象にたいして
「難しい」
とマイナスに感じた私がいるだけです。

■また、
プラスマイナスで言えば、
よくある例として、
コップに水が半分入っているときに、
「半分もある」と捉えるか
「半分しかない」と捉えるか
という例があります。

前者が「プラスの解釈」
後者が「マイナスの解釈」
と言えます。

■ここで1つ注意すべきことは、
プラスの解釈がいつもよさそうに思えるが、
そうではないということ。

なぜなら、プラスに走り過ぎると
無茶が起きるから。

別の言い方をするならば、
調子に乗り過ぎるということでしょう。

読者の皆さまも、ご経験があるのではないでしょうか?(笑)

■さて、
結局のところ、
ある事象にたいしてどう解釈するかはその人次第。

「凡ての道はローマに通ず」

ならぬ

「凡ての現象は解釈に通ず」

と言えるでしょう。

■勉強会の宣言で、
「すべての現象にプラスの解釈を持たせる」
と宣言いたしました。

プラスの側面を見出す力を付けていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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【本日の視点】
■現象は現象として存在するのみ。この現象に人がどう意味づけするかによって、現象の意味は変わる。

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