視点提供録 vol.153:「思考」という天秤に「現在」と「未来」の分銅を均等に乗せる

遠くを眺めながら考え事をしていることが多いからでしょうか、ときどき「ぼーっとしているよね」と言われることがあります。

時には本当にぼーっとしていることもありますが(笑)、考えているときが多いですね。

そして、このようなときは往々にして未来のことを考えています。

将棋のプロ棋士で藤井さんという方がいらっしゃいますが、実際の対局で序盤の本格的な戦いが始まる前は窓から遠くの景色を眺めながら、「次はこうしよう」と考えていることもある、と本か新聞で読んだことがありますが、ちょうどこのような感じです。

さて、私の思考の癖として、現在をあまり重要視できていないという癖があります。
よっぽど未来を考えることが好きなんでしょう(笑)
だからでしょうか、「今ここ」を軽視することが多いです。

「今」自分がどうしたいのか。
「今」自分はどう感じているのか。

このようなことは疎かになりがちです。
未来を心配するあまり、現在を疎かにしがちな傾向があります。

※参考バックナンバー:
vol.120:物事は短期と長期の複眼で
⇒ http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?p=295

しかしながら、現在も未来もどちらも同じぐらい重要です。
なぜなら、未来を描いても、現在を把握できていなければどのようなプロセスを辿ればいいのかわからないから。

「思考」という天秤に「現在」という分銅と「未来」という分銅を同じぐらいの重さでたくさん乗せることが大切かと思います。

両者のバランスをうまく取れること – これが一番のポイントになるのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【本日の視点】
■「現在」と「未来」のバランスを取ることが重要

▼バックナンバーはこちらから
→ http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?page_id=31

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