視点提供録 vol.154:標準化は一定の品質に先立つ

先日、久しぶりにセミナーやイベントがない、まとまった時間ができたので、アポイントまでの間に洋服を見に出かけました。

ファストファッションやハイブランドまで、いろいろ見て回りました。

回っているなかで、具体的なお店の名前は伏せておきますが、新聞では赤字報道が多いお店に入りました。
店員さんはおそらくアルバイトの感じがしましたが、お世辞にも愛想はあまりよくない印象を受けました。
お店も活氣はあまりなく、赤字が多いのも頷ける感じがしました。

また、ハイブランドでもときどき、「この接客かぁ・・・」と感じるところもありました。
わかりやすく言えば、押し売りっぽく感じてしまうこともありますね。

一方で、ほとんどがアルバイトでもうまくいっているところもありますね。
ファッション関連ではありませんが、有名どころではディズニーがあります。
他にはユニクロもアルバイトが多かったと記憶しております。

さて、これらのお店を比べて感じたこと、それは

「教育システムが標準化されているとうまく回る」

ということ。

私の知る限り、死を避ける方法は今のところ見つかっていません。
つまり、企業が存続する限りは、人の入れ替わりがどこかで必ず発生します。
このときに入れ替わりがあっても同水準の質を保つことができること – これが大切になってくると思います。
そして、このためにも教育システムの標準化が欠かせないと思います。

実際にできているか否かはさておき、仕事において「誰が取組んでも同じレベルの成果が出る」ことを大切にしております。
特に、組織に属している間は多かれ少なかれ人の入れ替わりは発生するもの。
このときに、標準化されたものがあれば、引継ぎもスムーズに行うことができます。
また、普段業務を行っている人が不在でも、それなりの仕事はすることができます。

標準化することで一定水準の質を絶え間なく提供することができる – こう言えるのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【本日の視点】
■標準化が高品質を保証する

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