視点提供録 vol.127:もしディズニーとUSJが値上げを続けなかったら②(もしディズ②)

昨日は、ディズにとUSJが値上げを続けるのは
「更なる価値の提供」
「需要と供給のバランス」
のためではないか、という投稿を行いました。

本日も続きます。

本日はタイトルにもある「値上げを続けなかったら」に移ります。

値上げを続けなかったらどうなるのか。
結論から述べると、昨日の反対の現象が起きると予想されます。
順番に考えてみましょう。

まず、更なる価値の提供ができなくなることについて考えてみます。提供できなくなるとど、うなるのでしょうか。

最悪の事態として「客離れ」が発生するでしょう。
理屈は下記のとおりです。

悲しいかな、人間は同じことを繰返すと次第に「慣れ」が生じます。
そして、「慣れ」のつぎに「飽き」が来ます。
その状態が続くと、「離れていく」ことになります。
このため、今までを超えた価値を提供し続けるために、値上げが必要となるのでしょう。

もちろん、客も過度な期待は禁物なのは言うまでもありませんが、期待を超える価値を提供し続けることで、お客様がお客様であっていただけるのでしょう。

※参考バックナンバー
vol.116:商売はお互いの歩み寄りが大切
http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?p=290

次に、需給バランスを放置するとどうなるのでしょうか。

一言で言えば、顧客満足度が上がらないでしょう。

「ディズニー = 混雑」
「USJ = 混雑」

という方程式を思い浮かべる人もいるかもしれません。

「高い」のに「待ち時間が長い」はなかなか致命的。

(行列好きが多い日本人にはいいのかもしれませんが・・・)

だからこそ、値上げでバランスを取るのでしょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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→ http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?page_id=31

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