先日、
「寺子屋」
に参加させていただきました。
「寺子屋」
はいろいろな寺子屋がありますが、私が参加させていただいている
「寺子屋」
の定義は、こちらのバックナンバーをご一読ください。
※参考バックナンバー
さて、今回のテーマは
「死」
でした。
本編の内容をお伝えさせていただきたいところではありますが、余談でお話いただいたお金のお話がよかったため、このお話をお伝えさせていただきます。
本編のお話は別の機会にお伝えさせていただきます。
さて、読者の皆様は、旅人Aとしましょう。
Aさんはホテルを探していて、Bさんが経営するホテルを見つけました。
お昼頃の時間帯でお腹が空いていたため、
「とりあえず荷物を置いて昼ご飯を食べに行きたい」
と思い、頭金1万円と荷物を置いて昼ご飯を食べに行きました。
さて、Bさんはホテルのクリーニングを依頼しているCさんに未払いのお金がありました。
そこで、すぐにお支払いをしたいと思い、Cさんに1万円をお支払いいたしました。
すると、Cさんはクリーニング店をオーナーのDさんに借りており、未払いのお金がありました。
すぐにお支払いをしたいと思い、Dさんに1万円をお支払いいたしました。
そして、Dさんは以前、Bさんのホテルに宿泊をしましたが、支払いが済んでいなかったため、この1万円をBさんにお支払いいたしました。
そして、Aさんが戻ってきて、宿泊をキャンセルすることになり、元々の1万円を回収して去っていきました。
さて、このとき、お金はどのように動いたのでしょうか?
ただ単にお金が回っただけで、誰も損をしていません。
にもかかわらず、価値が発生しているのです。
流れを整頓します。
1. Aさん → Bさん(ホテル)
Aさん -1万円
Bさん +1万円
2. Bさん → Cさん(クリーニング)
Bさん +1万円 – 1万円 = 0
Cさん +1万円
3. Cさん → Dさん(賃料)
Cさん +1万円 – 1万円 = 0
Dさん +1万円
4. Dさん → Bさん(ホテル)
Dさん +1万円 – 1万円 = 0
Bさん +1万円
5. Bさん → Aさん(ホテル)
Bさん +1万円 – 1万円 = 0
Aさん - 1万円 + 1万円 = 0
という現象が起きています。
さて、今回、特にお金が増えても減ってもいません。
しかしながら、増えていないにもかかわらず、価値は増えているのです。
また、今回は1万円でしたが、これが2万円だとすると、価値が2倍に増えるのです。
つまり、お金を回すということは、価値をつくり、お金をたくさん回すということは、価値を増すということでしょう。
もちろん、自己破産するほどお金を回すことは考えもの。
しかしながら、できる範囲でお金を回して世の中の価値を増やしていきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【本日の視点】
■お金は流れに乗ると価値が増す
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