視点提供録 vol.486:コミュニケーションの成立には発信と受信の歩み寄りが必要

■読者の皆さまは
誰かに何かを依頼したり、
逆に
誰かに何かを依頼されたりすることは
少なからずあると思います。
 
私も少なからず
 
(ときどきキャパオーバーぐらい笑)
 
依頼されることがあります。
 
■できることならば、
すべての依頼に
応えてあげたいところではあります。
 
しかしながら、
現実的に考えてみると
資源は有限であるため、
すべてに応えるのは
非現実的なことでしょう。
 
■また、
人間である以上、
忘れてしまうものは
仕方ないもの。
 
残念ながら
すべてを
記憶することは
できないでしょう。
 
(正確には、
 
 「記憶できない」
 
 ではなく
 
 「思い出せない」
 
 ですが)
 
■さて、
この、
 
「忘れている」
 
にも
2通りあると思います。
 
1つ目が、
 
「依頼されたことを
 忘れている」
 
というパターン。
 
そして、
2つ目が、
 
「教えてもらっても
 わすれている」
 
というパターン。
 
■上述のとおり、
人間である以上、
すべてを
覚えていられることは
不可能でしょう。
 
このため、
1つ目のパターンは
まだ許せるもの。
 
■しかしながら、
できることなら
2つ目のパターンは
避けたいもの。
 
極端な話、
2つ目は
一度自分でできていること。
 
「専門的な言葉で
 意味がわからない」
 
ならともかく、
 
「手順を手順どおりにできない」
 
はできる限り
回避すべき事項でしょう。
 
「依頼したら大丈夫」
 
ということが、
 
「依頼しても大丈夫ではない」
 
ということになります。
 
尤も、
自分のことを
棚に上げている側面があるのは
否定できませんが・・・
 
■別の例では、
車を運転するときに
 
「赤信号で止まる」
 
というのは
 
「守らなければならないこと」
 
です。
 
「車を運転するときのルール」
 
という発信を
ドライバーという受信者が
きちんと守るからこそ、
コミュニケーションは
成り立つもの。
 
■発信者がどんなにがんばっても
受信者が受取るつもりがなければ
一方通行のコミュニケーションでしか
ないでしょう。
 
「依頼されたことを
 依頼どおりにきちんと行う」
 
このことが
コミュニケーションの成立に
かかわると
改めて感じた次第です。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 
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【本日の視点】
 ■コミュニケーションには発信と受信の双方の協力が必要
 
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