■読者の皆さまは
どのような
通勤通学手段を
使っているでしょうか。
「自宅から最寄駅までは自転車、
会社最寄駅からは徒歩」
という方、
「すべて徒歩圏内」
という方、
地方にお住まいの方は、
「すべて車」
という方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
私は
「自宅から最寄駅までは徒歩、
会社最寄駅からは徒歩」
です。
■さて、
現在お世話になっている会社までは
最寄駅から徒歩15分ほどの距離があります。
この間、
考え事をしたり、
音楽を聞きながら
往復しております。
■そして、
裏道を歩いているので
あまり人通りが少ないのもあり、
ときどき歌を口ずさみながら
歩いています。
お陰様で(?)
歌詞を諳んじて
歌うことができる箇所が
増えてきたように思います。
■この行動を踏まえて
ふと思ったことがあります。
それは、
「歩きながら歌を歌うことは
素読に似ているのではないか」
ということ。
■伺った話によると、
戦前は素読が
盛んだったようです。
『四書五経』
といった、
人格を形成するのに
有意義な書物の素読が
一般的だったとのこと。
おそらく、
『四書五経』
のような
人間としての基礎を
素読で繰返すことにより、
自然と自分自身の
行動規範として
身になっていったのだと
思います。
■こう考えてみると
音読は意外と重要なもの。
二宮尊徳翁のごとく
歩きながら書物を読むわけには
いきませんが、
歩きながら声に出すことはできるもの。
不審者に思われない程度に(笑)
声に出して
いいものを
身体に染み込ませたいと
思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
——————————————————————————–
【本日の視点】
■声に出すことで自分自身の身に染み込ませる
——————————————————————————–
▼「視点提供録」バックナンバーはこちらから