視点提供録 vol.205:仕事鞄は手で持つがよろし

■最近に限ったことではありませんが、
スタイリストとして活動しているからでしょうか、
サラリーマンのスーツ姿を観察することは
少なくありません。

関東地方は梅雨明けしていないため、
まだまだ傘を指す機会があります。

傘を指すと、片手が塞がります。

そして、
外回りで荷物があり、
もう一方の手も塞がることもあります。

この結果、
「肩から鞄をかける」
という選択肢を採る方も少なくありません。

■しかしながら、
正しいスーツの着方としては、
ビジネスバッグを肩からかけることは
あまりよろしくありません。

理由は
「スーツに入っている肩パッドを痛めるから」
です。

同じ理由で、
リュック型のビジネスバッグをかけて通勤することも
本来はNGです。

尤も、雨天時や自転車通勤時には
鞄を手で持たなくて済むことは大変ありがたいので、
一長一短ですが。

「この時期はクールビズでワイシャツ姿だから安心」
という声も聞こえてきそうですが、
実はこれはこれで別の問題があります。

このお話は別のときにお伝えいたします。

■デパートで売っている
いいビジネスバッグには
ショルダーベルトを通す金具がない鞄もありますが、
本来はこっちが正解です。

「知っているビジネスマン」
に見られたいならば、
荷物の多寡にかかわらず、
バッグは手で持つといいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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【本日の視点】
■スーツに肩から鞄をかけるのは本来は正しくない

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