視点提供録 vol.172:No, we can’t. Yes, we can.

■現代の日本に於いて、
なかなか解決されない問題の1つに
「ブラック企業問題」があります。

■自分自身が
所謂「ブラック企業」に勤めていても、
「あの会社はウチより酷いよ。
ウチはまだマシだから我慢しよう」
と更に劣悪な環境と比較して、
我慢して働いている人は少なくないと思います。

■日本人の氣質として
我慢強いところがあるため、
このような方は少なくないと思います。

■もし、
正しい比較があるとするならば、
現状よりも酷い状態と比較して、
とりあえず良しとするのではなく、
理想と比較して、
理想に近づいていくことが
正しい比較ではないでしょうか。

■尚、
ブラックかホワイトかの感じ方は個人差があるため、
ブラック・ホワイトを一概に定義することは難しいでしょう。

■そして、
私自身の描きたい世界の1つに
全員が「ホワイト」と感じる世界があります。

■もちろん、
権利を主張するだけではなく、
義務も果たすことが前提ですが。

■さて、
「ブラック企業問題」がなかなか解決しない理由の1つに、
「使用者が『ブラック』だと氣がついていないこと」
があるかと思います。

■そして、
指摘されても耳を貸さない傾向はあるでしょう。
私自身も耳を貸していなかった経験はあるので
ここは反省ですが・・・

■変わろうとする氣がない人を
変えることは非常に難しいでしょう。
また、時間と労力が割に合わないでしょう。

■一方で、
「他人を変えることはできないが、
自分を変えることはできる」
というフレーズを耳にしたことがある方は
少なくないと思います。

■ここに補足の語彙を追加すると、
「他人の(意識)を変えることはできないが、
自分(の職場)を変えることはできる」
と言えることもできます。

■何かと頑張り屋の日本人。
少し違った視点から見てみると、
何か物事の解決につながるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

——————————————————————————–

【本日の視点】
■他人は変えられない。自分は変えられる。

——————————————————————————–

▼「視点提供録」バックナンバーはこちらから
⇒ http://sonshitemoiinkai.sakura.ne.jp/wp/?page_id=31

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です