視点提供録 vol.165:雇用する側される側

「従業員」と「個人事業主 / 起業家」では様々な違いがあります。

たとえば、

「雇用される側」と「雇用する側」

とか

(すべてではありませんが)

「与えられた仕事に取組む側」と「仕事を選んで取組む側」

とかがあります。

これらの違いのなかでも非常に大きいものがあると思います。

それは

「時間給」と「価値給」

という違いではないでしょうか。

たとえば、従業員の場合は

「○○時間働いたからxx円」

という時間給の考え方の方が多いかと思います。

一方、個人事業主や起業家の場合は

「○○円の価値を提供したからxx円」

という価値給の考え方が多いかと思います。

・・・というよりもむしろ、価値給しかいないと言っても過言ではないでしょう。

たとえば、私の場合、

「クライアントさんが喜ばなくても準備をしたから準備にかかった時間として○○円」

とはいかないわけです。

「クライアントさんがこれだけ喜んでくれたから○○円」

という思考回路に否が応でも切り替えるしかありません。

(一応付け加えておきますと、嫌々切り替えたわけではありません)

 

少し話が逸れますが、従業員として働いている場合、時間給のお金をいただく制度として、

「基本給」

「固定給」

「年俸制」

の3つが大きく分けてあるかと思います。

基本給には残業代が付き物です – というよりも、残業代不払いは労働基準法か何かに違反するはずです – が、固定給や年俸制にも残業代は発生するようです。

固定給や年俸制は簡単に言うならば、

「残業代をある程度含めた金額」

という制度であり、一定時間以上残業したならば、残業代を支払う必要があります。

昨年から「ホワイトカラーエグゼンプション」という制度がありますが、この制度はまさに「時間給」から「価値給」への転換と言えるでしょう。

私は弁護士や社会保険労務士ではありませんので、詳しいことは専門家の方に伺ってくださいね。

 

閑話休題。

朝活ではとある会社の代表取締役と話をしていましたが、この方は朝活の後は仕事でした。

「結果がすべて」という責任があるからこそ「時間を自由に作れる」というメリットを享受できるもの。

いつの日か・・・ではなく、近いうちに「従業員」側から「個人事業主 / 起業家」側に完全なる移行を行いたいですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

【本日の視点】
■「従業員」の視点と「個人事業主 / 起業家」の視点は大きく異なる

 

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