視点提供録 vol.106:器用貧乏からの脱出

本日も、宮崎奈穂子さん(http://ameblo.jp/miyazakinahoko410/)のライブから學んだことをお伝えいたします。

ライブやコンサートに参加したことがある方は(なくても)ご存知かと思いますが、最初から最後まで歌を歌い続けているわけではありません。歌と歌の間にMCがありますね。そのときにこのようなことをお話されていました。

「私は音楽に携わる人間だけれども、音楽のすべてをできるわけではありません」
「ライブの打合せをしているときも、私の『こうしたいな』というイメージをバンドのメンバーが的確に表現してくれる」

(言葉は違うかもしれませんが、内容は合っていると思います笑)

よく考えてみると(考えてみなくても)誰しもが、何でもかんでも上手にできるわけではありません。1人ですべてができる必要はありませんね。

たしかに、宮崎さんは路上ライブで1年間で15,000人のファンを集め、武道館で単独公演を開催いたしました。その他にも武道館で単独公演をされているアーティストはたくさんいると思います。

しかし、彼ら彼女らが

・作詞
・作曲
・編曲
・楽器の製作
・楽器の運搬
・ファンの動員

(以下、延々と続く・・・)

をすべて1人でできるわけではありません。それぞれに協力者がいて、全員で1つのことを成し遂げているわけです。

宮崎さんは著書でもこんなことをお話されています。

「私は特にすごくない」
「応援してくださるファンの方がすごい。だから私は武道館に行くことができた」

ここでの重要なポイント、それは

「自分ができないことは他人に任せ、自分ができることを一所懸命やる」

ということではないでしょうか。

人間1人で成し遂げられることは限られているでしょう。だからこそ、応援者の力が非常に重要です。そのためにも、自分ができることを一所懸命にやることが大切ではないでしょうか。

斯く言う私も、果たして「自分ができること」は何か、小学生の頃から(笑)探してきました。器用貧乏から何かぶち抜きでできることは、ぶち抜きたいと思うことは何か、探してきました。「器用貧乏からの脱出」を目指していました(いまも完全には脱出できずにいます)。

アイダモン(http://wowway.co.jp/)に参加して一所懸命内省してみたり、坂本光司先生の著作を中心にいろいろな企業を調べてみたり、ファッションコーチというプログラムを知り、思い切って参加してみたりしてきました。

そして、まだまだ粗削り(というか初心者)ですが、
「視点提供家」として個々人の抱えている悩みや問題を解決させていただきたいと思い、
「メンズファションコーチ」として外見を内面から変えるお手伝いをさせていただきたいと思い、
動いているわけであります。

そして、1人1人の特長が相互補完する社会になれば、この上ないのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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