視点提供録 vol.47:Giveも休み休みやれ

自己啓発の本を読んだり、セミナーに出たりされている方は

「まずは与えなさい。つぎに受取りなさい」

と耳にすることが多いと思います。

Adam Grant著『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』にも同じような記述があり、統計的にも証明されているようです。

また、これは解釈の話になるかもしれませんが、「Give & Take」というフレーズも「Give」が最初、「Take」が次、という順番になっています。

しかしながら、この「与える」ということはなかなか難しいもの。

昨日の投稿に関連しますが、「与えない」ことが「与える」ことになったりします。

内容もそうですが、時間も一癖ありますね。

極端な話、24時間365日与えることができれば、自分に返ってくるものも多いでしょう。

しかしながら、人間休まずにいるとどこかでガタがきてしまうもの。

実際、長時間働いたところで、最後の方は時間の割に効果が薄いことは経験がある方も多いと思います。

どこで聞いたか忘れましたが、ヨーロッパのサッカーチームでは

「休むこともプロのうち」

という考え方があるそうです。

休むときはきちんと休むことで、翌日パフォーマンスが発揮される。

日本の

「居残り練習」

とか

「休日返上」

とは正反対の考え方ですね。

私も徹夜すると徹夜明けの日がまったく行動できない。

2日分使って、1日分の活動しかできません。

(徹夜は学生のときの話ですよ笑)

つまり

「馬鹿も休み休み言え」

ではなく

「Giveも休み休みやれ」

といったところでしょうか。

どっちがいい悪いはなく、好き嫌い、合う合わないの領域でしょう。

個人的にはヨーロッパ式のメリハリのある生活を心がけていきたいと思う次第です。

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