視点提供録 vol.17:物を持つ人持たざる人の逆転現象③

昨日は、物を持たなくても大丈夫な時代背景の投稿を行いました。
本日も続きます。

物を持たなくても大丈夫ということは、少し視点を変えると、すべて1人でやらなくてもいい、ということになると思います。
たとえば、マイホームがなくてもずっと賃貸でもいいですし、マイカーがなくてもレンタカーやカーシェアで済ましてもいいということです。

ビジネスにおいても、同じようなことが言えるのではないでしょうか。
少し前は1人で何でもできる人が素晴らしい人であり、それを目指していたように感じます。
いい大学に入り、いい会社に就職し、いろいろなことをできるようにする ー これが少し前のスタンダードだったように感じています。

しかしながら、現在はいろいろなスキルが細分化されてきており、1人ですべてを賄うのは限界があると思います。
1つのことにスバ抜けて長けており、それを強力しあって、目標を達成する ー これが現在の標準だと思います。

学校教育においても同じようなことが言えると思います。
たとえば、テストは1人で何でもできる人が素晴らしいとされています。
ロバート・キヨサキ氏が著作で言うように、「協力して問題を解く」ということはありませんね。
しかし、社会にでると協力して進めることも多いですよね。

何か自分の特徴を持ち、不足している箇所は補いながら進んでいく ー これが現在のスタンダードだと感じています。

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