視点提供録 vol.431:無料のフィードバックをいただける有難さ

■私事で
たいへん恐縮ですが、
以前は
 
「他人から意見を言われたり」
 
「他人から指摘されたり
 
「他人から注意されたり」
 
することを
非常に嫌がっていました。
 
というのも、
 
「言われる隙があることは
 弱いところがある」
 
「弱みを見せつけたら
 付け込まれる」
 
という思いがあったから。
 
実際、
弱みに付け込まれることは
想像に難くなかったため、
なかなか
受入れられませんでした。
 
■しかしながら、
いつ頃からでしょうか、
言っていただけることに
感謝できるようになりました。
 
「言っていただけることはありがたい」
 
と。
 
「年を重ねた人が
 基本的なことができていないと
 『そんなこともできないのか』
 と呆然としてしまう」
 
ことがあると伺いますし、
実際、
私が知っている
ごくごく狭い世界の範囲ですら、
そう感じることもあります。
 
■また、
別の方々より
 
「指摘する方も
 本当は指摘したくない」
 
「注意する方は
 自分ができていないにもかかわらず
 注意しなければならないから苦しい」
 
「叱咤激励は愛」
 
というお話を伺ったこともあります。
 
これらのことが
自分のなかで
腑に落ちるところがあり、
他の方からの意見も
受入れることが
できるようになってきたのだと思います。
 
尤も、
 
「多少マシになった」
 
程度だと思いますが・・・(汗)
 
■また、
別の観点からみると
 
「無料でフィードバックをもらえている」
 
ということ。
 
フィードバックはお願いしても
いただけないことが
あるにもかかわらず、
自主的に
与えていただいていることですね。
 
非常にありがたいことです。
 
そして、
他人の意見は
 
「自分ではできている」
 
と思っていても
 
(もしかしたら
 悪意があるかもしれませんが)
 
「他人からはそう見えている」
 
ということ。
 
■もちろん、
言ってくれる方の意見が
すべてではありませんし、
正解とは限りません。
 
「なるほど、そういう意見もあるのか」
 
とまずは受け止め、
自分の糧として
うまく取入れていきたいと
改めて考える次第です。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 
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【本日の視点】
 ■他人からの意見には耳を傾け、有難く拝聴する
 
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