■読者の皆さまは
「あなたが言わんとしていることはわかる。
けれども、受入れられない」
「あなたに言われたくない」
というご経験はあるのではないでしょうか。
人は他人に直接言われることが嫌なもの。
私もなかなか聞く耳を持てないこともあります。
しかしながら、
不思議なもので
「この人が言うなら仕方がない」
「この人になら突っ込まれても受入れられる」
という方もいるのは事実。
しかも、
年齢関係なく。
私も
年齢的には後輩でも
「すごいな」
と思わせる方が身近にいます。
「この人が言うならば仕方がない」
と思わせられる方がいる方は、
素晴らしい方と出会えている貴重なご縁を
ぜひ、大切にしていただきたいと思います。
■私自身、
「この考え方の方がいいのにな」
と思うことはありますが、
毎回面と向かって言う訳ではありません。
自分自身が未熟者であるが故、
「あなたが言うなら仕方がない」
と感じられるような
立派な人間ではないと考えているためです。
ただ、
言えることもあります。
説得力がある姿勢を
日々見せているものにかんしては
言うことができます。
たとえば、
「継続力が大事ですよ」
は、
300日毎日ブログ書いているため
説得力のある言動になるかと思います。
■しかしながら、
時には自分自身ができていなくとも
言わなくてはいけないこともあるでしょう。
このときに役に立つのが
「第三者の言葉」
特に
「歴史上の偉人の言葉」
でしょう。
たとえば、
「大切なのは時と場所であるが、最も大切なのは時間である。
場所は取り戻せるが、時間は取り戻せない」
~ナポレオン・ボナパルト~
とあれば、
「あのナポレオンも時間の重要性を説いているな」
と感じられやすいと思いますし、
「己所不欲 勿施於人
(おのれのほっせざるところ ひとにほどこすなかれ)」
~孔子『論語』~
とあれば、
「自分がされて嫌なことは他人にしてはいけないな」
と思い、
「時を得る者は栄え、時を失う者は滅ぶ」
~列子~
とあれば、
「タイミングが重要なんだな」
と思いやすくなるでしょう。
■別の言い方をするならば
「私はこう思う」
ではなく
「あの人はこう言っているよ」
という
「第三者法則」
とでも言えるでしょうか。
第三者の言葉を借りて
相手に氣持ちよく
話を聞いていただきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【本日の視点】
■第三者の言葉は受入れやすい
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