時間 = 命という視点

何の本で読んだか忘れてしまいましたが、サラリーマンは「自分の時間を売る職業」という記述がありました。

「自分の時間を売る」と書いてあると大したことではないように感じますが、「自分の命を差出してお金に変えている」と言い換えることができます。

そして「仕事を嫌々ながらやっている」ことは「自分の命をお金のために嫌なことに費やしている」と言い換えることもできます

(現実問題として、すべて嫌なことではないというのも難しいかもしれませんが)。

一般的な会社員は1年の3分の2出勤し、通勤時間を含めると1日の半分近くは仕事に費やしていることになると思います。

そうすると、1年のうち 2/3 × 1/2 = 1/3 は仕事に費やしていると考えることもできます。

これらの時間をすべて嫌なことに使っているとしたら、とても勿体ないことだと思います。

 

同様に、乱暴な言い方ですが、人にお願いすることは「あなたの時間を私にください」つまり、「命を少し差出してください」と考えることもできます。

本田健さんの本に「上手にお願いできる人になるといい」という旨の記述がありました。

お願いされた側から考えてみると、「この人のためなら時間を使ってもいい」と思えれば、進んで取組みたいと思うのではないでしょうか。

 

相手の時間を気持ちよく借りることができる – このような人を目指して精進していきたいと思います。

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