視点提供録 vol.289:サッカーに學ぶチームビルディング

■サッカーという競技をご存知ない方は
ほとんどいらっしゃらないかと思います。

 

スポーツとして知っているけれども
ルールはあまり知らない、
という方もいらっしゃるかと思いますので、
ポジションだけ簡単にご説明いたしますと、
大きく分けて
「FW・MF・DF・GK」
という4つのポジションがあります。

 

FW・・・攻撃
MF・・・攻撃と守備をつなぐ中間
DF・・・守り
GK・・・最後の砦

といった感じです。

 

 

■野球に
「エース」

「4番」
といった花形があるように、
サッカーにも
FWのなかの
「ストライカー」
とか
MFのなかの
「司令塔」
など、花形に見えるポジションがあります。

 

しかしながら、
サッカーは野球よりも
団体競技の傾向が強いため、
花形ポジションの選手だけで
どうにかできるスポーツではありません。

 

「FW・MF・DF・GK」
それぞれが代替できない自分の力を発揮し、
お互いを補完し合いながら、
勝利に向かって進むことが大切です。

 

もちろん、
選手の能力には差があるため、
年俸の差はどうしても生じてしまいます。

 

しかしながら、
どのポジションがすばらしく、
どのポジションが今ひとつ、
ということはありません。

 

欠けているポジションがあれば、
その分大変になるのです。

 

 

■組織においても、
同じことが言えるのではないでしょうか。

 

どうしても
「代表取締役は偉い」
とか
「ヒラは偉くない」
というイメージが付いてきてしまうもの。

 

それが、
会社ならば給料という形で
反映してきます。

 

もちろん、
立場と責任が伴う地位にある人は
給料が多いのは当然のことでしょう。

 

しかしながら、
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」
ではありませんが、
「立場があるから偉い」
とは違うもの。

 

代表取締役がいるだけでは
平社員がやってくれていることはできず、
逆に、
平社員だけでは、
代表取締役が担っている
決断などはできません。

 

お互いが集まって1つの組織になるのです。

 

だからこそ、
どちらが
「いい」
「悪い」
ではなく、
相手を思い遣り、
感謝する氣持ちが
非常に大切なのだと思うのです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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【本日の視点】
■組織は1人では成り立たない、複数いるから成り立つ

 

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