今回は、会計と信用を交えたお話をさせていただきます。
一般的な知識は少しある前提でお話させていただきます。
「決算書」
と言われているもののなかに
「損益計算書(PL)」
というものがあります。
このPLは利益を計算するために作成いたします。
ただ、一口に利益と言っても複数の種類があります。
・売上総利益
・営業利益
・経常利益
・特別利益
・税引前当期純利益
・税引後当期純利益
これらがあります。
このなかで、最初に出てくる利益が
「売上総利益」
と言われるもの。
「粗利益」
とも言われます。
この
「売上総利益」
ですが、簡単に言えば、
「売上」から「原価」を差引いた利益
で、経営者はまずこれが黒字であることを目指さなければなりません。
そして、この売上総利益が黒字であれば、事業を回転させればさせるほど利益が増え、赤字であれば赤字が増えていきます。
重要な利益なのです。
さて、この売上総利益ですが、自分自身を株式会社に置き換えたとき、
「利益」
を
「信用」
に置き換えることができるのではないでしょうか。
日常の行動が「黒字」の人は、行動すればするほど「信用」という利益が増え、「赤字」の人は、行動すればするほど「信用」という赤字が増えていきます。
この差は非常に恐ろしいものになるでしょう。
次回は、これらの行動の結末がどうなるかをお伝えさせていただこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
▼「視点提供録」バックナンバーはこちらから