明日から10月1日になりますね。
10月になるといろいろなことが変わります。
メジャーなところでは消費税増税があります。
その他にもいろいろありますが、今回はこれに焦点を当ててみたいと思います。
それは「最低賃金」です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、最低賃金は都道府県ごとに違います。
ここで、1つ考えてみたいことがあります。
それは「隣の都府県と隣接しているところにある同業他社」です。
具体的に考えてみましょう。
たとえば、東京都と埼玉県。
陸続きでつながっているところもあります。
令和元年10月1日時点で、東京都の最低賃金は1,013円です。
一方、埼玉県の最低賃金は926円です。
100円近くもの差があります。
このとき、同業他社で同じような仕事の募集があるとします。
そうすると、わずか距離数メートルで賃金が変わる可能性があります。
もちろん完璧な方法はないと思います。
全国統一がいいのかと言えば、物価などもありなかなか難しいものでしょう。
ただ、少し離れたら賃金が上がるとするならば、その都府県に人口が集中することは想像に難くありません。
この問題は簡単には答えはないと思いますが、このような近隣の働き手という問題もこの機会に考えてみるのもいいかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました !
▼「視点提供録」バックナンバーはこちらから