人間、普通の生活を送ろうと思うならば、残念ながら1人で生きていくことは非常に難しいと言えるでしょう。
たしかに、
「1人で生きている」
に近いイメージといたしましては、自給自足があると思います。
しかしながら、自給自足もよく考えてみると1人で生きているとは言えないところもあります。
たとえば、
「住む家は本当に1人で建てたのか?」
「1人で建てたとして、建てるための材料や機材は1人で準備したのか?」
といったところを突き詰めて考えると、
「すべて1人でこなして生きている」
と言うことは非常に難しいのではないでしょうか。
やはり、人間は1人で生きていくことは難しく、何かに依存せざるを得ないのではないでしょうか。
ただ、ここで考えてみたいことがあります。
それは、
「依存には種類があるのではないか」
ということ。
依存という言葉を辞書で引くと、
「他に頼って存在、または生活すること。」
『デジタル大辞泉』
とあり、頼ることはプラスでもマイナスでもないようです。
では、どのような種類があるのか。
それは
「依存するという前提の有無」
ではないでしょうか。
前提があるならば
「役割分担」
前提がないならば
「役割放棄」
と考えられるかと思います。
そして、役割を全うする人の集まりと、役割の放棄する人の集まりとでは、どのような未来が待っているかは想像に難くないと思います。
いい依存なのか悪い依存なのか、改めて自分自身の行動を見直してみてはいかがでしょうか。
自戒を込めて・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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